ご報告

11/19 ソーシャルインクルーシブ横浜を目指して

2023年11月19日(日)、第5回精神保健福祉フォーラムが開催されました。

弊社団横浜支部でもある、横浜市精神障害者地域支援連合会(通称:横浜市精連)主催で、横浜市健康福祉局、横浜市社会福祉協議会障害者支援センター、ワーカーズコープ、横浜コミュニティデザインラボの後援での開催です。

基調講演には、元環境省事務次官で、恩賜記念財団済生会理事長、ソーシャルファームジャパン理事長、神奈川人権政策推進懇話会座長なども務められている、炭谷茂氏を迎え、ソーシャルインク―ジョンとは何かの現状と課題、そして今後どう進められていくべきか、未来予測などのお話がありました。

ソーシャルインクルーシブについては、地域包括ケアの目指す社会として注目・期待されており、その後のトークセッションとパネルディスカッションでは、「住まい」の視点から様々な意見が交わされました。

人間が生きるためのインフラは、「衣・食・住」ということは長年言われてきていますが、今はそれに「職」を入れるべきだと共通の認識を持ち、持続可能なインクルーシブなまちづくりについて議論が交わされ、さらには新たな提案が発表されました。この新たな取り組みが、次へのブレイクスルーとなるか。横浜のモデル事業が、全国に波及していく予感を感じさせる、熱気あふれるフォーラムであったことをご報告いたします。