11月19日(日)に、横浜にてForumが開催されます。主催は横浜市精神障害者地域支援連合(通称:市精連)、弊社団(生涯現役ハウス)も後援で関わっています。
ソーシャルインクルーシブ横浜を目指して
福祉居住支援とまちづくり
<開催趣旨>
障害者総合支援法の改正により、施設や病院からの地域移行、その人らしい居住生活に向けた支援の充実が打ち出されました。
しかし現実は、障害者が民間の賃貸住宅に入居することは極めて困難であり、結果的に社会的入院や「定住型グループホーム」以外は選択肢がないのが現状です。本来であれば、高齢者対応グループホーム、民間賃貸住宅、公営住宅など、障害者のニーズに応じた多様な選択肢が準備されていることが強く望まれます。
一方、住宅セーフティーネット法の改正により、住宅要配慮者の入居を拒まない賃貸住宅登録制度など、民間賃貸住宅の空き家(横浜市内だけで128,000戸)を活用した「新たなセーフティーネット制度」がスタートしましたが、今日に至っても障害者を受け入れる住宅は極めてまれな状況にあります。
また、改定障害者差別解消法においても住まいの問題は大きく取り上げられており、障害者を含めた多様な人々が暮らせるインクルーシブ(包摂的)なまちづくりは、これからの社会にとって必須であると思います。
横浜市においては、今年度より居住支援サポーター制度が創設され、入居支援・生活支援の整備が進んでいます。合わせて精神障害者にも対応した地域包括ケアシステムと連携することで、障害者の地域移行、地域生活を支えるリソースとして、セーフティーネット住宅、居住支援サポーターの充実は、益々重要になってくると考えます。
開催概要
- 日時:2023年11月19日(日) 13:30〜16:50 (13:00開場)
- 会場:三共横浜ビル 3階A+B会議室 (横浜市中区長者町5-85)
- 実施方法:会場参加+ZOOM参加
- 参加費:無料 会場参加 (定員70名・事前登録制)
- 申込み:Peatix、メール、FAXで受け付けます(締め切りは11月15日(水)23時59分)
- Email:info@yokohama-shiseiren.jp
- FAX 045-263-8101
- Peatix https://peatix.com/event/3728236
- ※メール、FAXでのお申し込みは、下記情報を記載ください。
- ・事業所名:
- ・参加者名:
- ・住 所:
- ・電 話:
- ・メールアドレス:
プログラム
13時00分 受付開始
13時30分 主催者挨拶
来賓挨拶
13時50分 記念講演
14時40分 演題:ソーシャルインクルージョンとは何か
講師:炭谷茂 元環境省事務次官 現思賜記念財団共済会理事長
14時50分
セッション 1
横浜市の居住支援・相談とサポート体制について
演者:窪田圭介 横浜市住宅供給公社 住まい・まちづくり相談センター所長
セッション2
精神障害者にも対応した地域包括ケアと居住支援
演者:渡辺史郎 磯子区地域活動ホーム施設長 市精連精神保健研究所委員
セッション3
福祉居住支援とまちづくり~インクルーシブ横浜~
演者:持田昇一 居住支援法人(一社)生涯現役ハウス代表理事
15時50分 パネルディスカッション
パネリスト:炭谷茂、窪田圭介、渡辺史郎、持田昇一
司会・進行:加藤彰彦 沖縄大学名誉教授 老人クラブ田谷長生会会長
16時50分 閉会の挨拶
主催
特定非営利活動法人 横浜市精神障害者地域生活支援連合会
後援
横浜市健康福祉局、横浜市居住支援協議会、労働者協同組合ワーカーズコープ・センター事業団神奈川県本部、居住支援法人(一社)生涯現役ハウス横浜支部、(特非)横浜コミニティデザイン・ラボ(以上、すべて調整中)、 他
問合せ先
横浜市精連(担当:大友)
電話 045-263-8100