江戸川区「みんなのえどがわ大会議」に【SDGs空き家トラスト】を提案しました。
【SDGs空き家トラスト】の概要 環境上の大きなインパクトとして、人間が生み出した人工物の総量が地球上の生物の量を上回った。その最大要因が都市の建築資材・廃材である。 一方、人口減少社会の日本では、都市の空き家問題が、衛生、防災、防犯面からクローズアップされている。 また、少子高齢化・単身世帯の増加により居住と生計を共にする家族機能が低下し、格差と社会的孤立が拡大している。 以上から都市の住まいを、環境、経済、福祉の総合的課題として捉え、空き家トラストを計画する。 自然・歴史資源を維持管理する「ナショナル・トラスト」のように、地域の空き家を定期賃貸借しスマートハウスにリノベーションする。 これを学区単位でグリッド化することで、居住要配慮者向けセーフティ住宅をはじめ、地域の福祉分野等で活用を進めたい。 具体的には、次の方策を実施する。 A)空き家・物件活用 ・リノベーションで負のストックを地域資源にする利活用サービスを行う ・事業定借(転借・保証金)と任意売却による確実な物件運用を図る B)福祉・用途活用 ・「施設から地域へ」の地域包括ケアで、人材・居住のミスマッチ解決を図る ・人材(社宅)と利用者(在宅)をセットで持続可能な福祉環境を提供する C)スマート設備リース ・省エネ・省人機能を備えたスマートハウスをオフセットリースで提供する ・エネルギー、モビリティ、通信・IoT等の分散型スマートシティを進める D)地域トラストファンド ・ハウスグリッドによりSDGs地域セーフティインフラを整備する ・定借FTKファンド、トラスト基金により地域資源の循環活用を行う